起業前に身につけるものとして、資格取得や人脈、経営知識などがあり、間違いなくそれも大切なことだ。

しかし、それはあくまで「ないよりはあった方が良い」程度だと僕は思っている。

僕自身の経験だと、起業前のみならず様々な仕事に関して、身につけた方が良いと思うのは間違いなく「コミュニケーション能力」が最優先だ。

真面目な人間はとにかくつまらなくて、印象に残らないうえ、また会いたいと思ってもらえないだろう。

少しバカを演じながら、相手が話しやすくなるような雰囲気を作り出し、相手の懐に陽気に入り込めるような能力を持つ人間はとにかく強いと思う。

真面目に政治や経済を語ってるやつほど面白くない。

SNSの世界でもビジネスの世界でも、真面目で優等生のようないわゆる「常識人」や「まともな人間」と呼ばれる人なんてそういないだろう。

変わり者くらいがきっと丁度いい。

行動力があり、とにかくコミュニケーション能力に長けている人間はきっとどの場所でも、どの相手からでも仕事に繋げたりできるだろう。

人脈なんてものはわざわざ故意に増やすものではない。むしろ減らしていくべきだと思う。

普通の常識的な真面目な経営者が人脈を増やすことが当たら前というなら、答えはきっと逆をやるべきだ。

SNSやビジネス本で経営を学ぶのが普通なら、そんなもの見ない方が良いだろう。その逆は「先に行動」だ。

人と違うことする。

常識人にならなくていい。そんなこと誰が決めた?

人や社会の常識に疑問を抱くからこそ、世の中を良くするヒントが出るものだと思う。