事業展開に伴い、頻繁に寄せられるようになったことがあります。
●過去にその業務を経験していないのに、なぜ仕事として実現できるのか?
私自身も従業員も、現在の業務を従事する以前の職場で本格的に経験を積んでいないという事実は確かです。
しかし、なぜこの事実が、あなたにとって不可能と考える理由となるのでしょうか?
あなたの周りが仕事としてそれを成し遂げているなら、自分もできると考えないのでしょうか?
私たちは言葉を話すことも理解することもできずに産まれたわけで、今では漢字や英語の読み書きなど、驚くべきスキルを身に着けました。
これだけの情報とAIが進歩した現代において、不可能だと思う理由が存在する方が、私からすれば珍しいと思います。
学びや経験は大人になってからでも追求できるはずです。
何よりも実践が大事だからこそ、最初は低価格で依頼を受け、実績を積み重ねながら試行錯誤し、自身の価値を形成していけば良いのです。結果が良かったか悪かったかは、あなたではなくお客様が自ら判断してくれるでしょう。
その答え合わせを諦めずに繰り返していくのみです。
私たちも周囲の人々も、皆ができることを実行しているだけで、何か特別なことをしているわけではありません。それが事実なのです。
私たちが過去に経験していない業務を始めても、私たちの会社を他社へ紹介してくれるお客様や継続的な取引先が存在するのには、理由があります。
それは、私たちが常に「できないことを自覚している」からです。これは品質の低下を意味するものではなく、むしろ過度の自信によって品質が損なわれ、向上心が失われると考えています。私たちは自信がないからこそ、徹底的な調査を行い、お客様を不安に陥れないための準備に力を注ぎ、細部にまで配慮するよう努めています。
私たちは現状に満足することなく、自信がないからこそ、サービスや品質が向上すると信じています。